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Sennheiser Momentum 5発表 交換可能バッテリーと強化ANC

Sennheiserが約4年ぶりとなるMomentum 5 Wirelessヘッドホンを発表。マイク倍増によるANC強化、初の交換可能バッテリーを採用。価格は399.99ドル。

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Sennheiser Momentum 5発表 交換可能バッテリーと強化ANC
Photo by Andrey Matveev on Unsplash

Sennheiserは、待望のフラッグシップワイヤレスヘッドホン「Momentum 5 Wireless」を発表した。前世代「Momentum 4」から約4年ぶりの刷新となる。外見は先代とよく似ているが、内部では大幅な進化を遂げている。特に注目すべきは、ANC(アクティブノイズキャンセリング)の大幅強化と、ヘッドホンとしては異例となるユーザー交換可能バッテリーの採用だ。

継承されたデザインと質感

Momentum 5のデザインは、Momentum 4で採用された現代的なスタイルを踏襲している。

以前のモデルが持っていたレトロな美学は影を潜め、より大きなイヤーカップとすっきりとしたシルエットが特徴だ。競合製品と比べて「際立つ」デザインとは言い難いが、Sennheiserは装着感と快適性を優先したと見られる。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、そしてデニム(ブルー)の3色が用意される。

外観は控えめだが、内側の改良は着実だ。最大のトピックのひとつが、ユーザー自身で交換できるバッテリーの採用である。ワイヤレスヘッドホンはバッテリー劣化が寿命を左右する問題だが、今回のモデルではバッテリー交換が可能になった。これにより、長期間愛用したいユーザーにとって大きな安心材料となる。

強化されたANCと通話品質

SennheiserはMomentum 5において、ノイズキャンセリングと通話品質の両面で大幅な向上を実現した。

その鍵となったのは、マイク数の倍増である。左右それぞれに4基、合計8基のマイクを搭載。これにより、周囲の雑音をより精密に捉え、打ち消すことができるようになった。

同社によれば、新しいANCは「人の話し声(雑談)」や「航空機内のドローンのような低周波ノイズ」を最大3倍効果的に低減できるという。これは通勤や旅行時の没入感を大きく高めるだろう。また、マイクの増強は通話品質にも好影響を与える。相手の声を聞き取りやすくなるだけでなく、自分の声もクリアに拾うため、ハンズフリー通話の品質も向上している。

ロスレスオーディオと次世代Bluetooth

ワイヤレスオーディオの品質面でもMomentum 5は一歩先を行く。Sennheiserは「Hi-Res Audio認証」

を取得するとともに、新たにAptX Losslessコーデックに対応した。これにより、16ビット/44.1kHzのCDクオリティのロスレス音声をワイヤレスでストリーミングできる。ただし、この機能をフルに活用するには、QualcommのSnapdragon Soundプラットフォームに対応したデバイス(SonyやMotorolaのスマートフォンなど)が必要となる。Samsung、Google、AppleのデバイスではAptX Losslessは利用できない点には注意が必要だ。 さらに、Momentum 5はDolby Atmos空間オーディオ(ヘッドトラッキング対応)もサポートする。没入感あふれるサウンド体験を提供する。Bluetooth規格は現時点で5.4。将来のファームウェアアップデートでBluetooth 6.0に対応する予定だが、具体的な時期は明らかにされていない。将来の標準規格へのアップグレードがソフトウェアで可能という点は、長く使い続けるうえで心強い要素だ。

バッテリー持続時間と充実の付属品

バッテリー持続時間は約57時間。Momentum 4の60時間からわずかに減少したが、競合のSony WH-1000XM6(ANCオン時30時間)

と比較すると約2倍のスタミナを誇る。交換可能バッテリーという長寿命化策と合わせ、同社は長期使用を強く意識していることがうかがえる。

付属のキャリングケースも20%小型化され、持ち運び時の負担が軽減された。価格は399.99ドル(約6万円台前半)。Momentum 4の349.99ドルから50ドルの値上げとなるが、強化された機能を考慮すれば妥当な設定と言えるだろう。発売日は2026年6月30日が予定されている。 Momentum 5は、Sennheiserがワイヤレスヘッドホンのフラッグシップに求める「音質」「快適性」「長期使用への配慮」という三つの軸をしっかりと強化した製品である。特に交換可能バッテリーは、環境意識の高いユーザーや、ヘッドホンを長く愛用したい層にとって大きなアピールポイントになるだろう。競争の激しいハイエンドワイヤレスヘッドホン市場において、Sennheiserの今回の一手がどのような評価を得るのか注目だ。

よくある質問

Sennheiser Momentum 5の交換可能バッテリーは市販のものですか?
現時点では純正の交換用バッテリーが販売されるかどうか明らかではありませんが、ユーザー自身でバッテリー交換できる設計であることは確認されています。詳細は発売後のサポート情報を確認してください。
Momentum 5はiPhoneやMacでAptX Losslessを使えますか?
いいえ、Apple製品はAptX Losslessに対応していません。Appleデバイスでは標準のAACコーデックでの接続となります。AptX Losslessを利用するにはQualcomm Snapdragon Sound対応のスマートフォン(Sony、Motorolaなど)が必要です。
Bluetooth 6.0へのアップデートはいつ行われますか?
Sennheiserはファームウェアアップデートで対応する予定と発表していますが、具体的な時期は明らかにされていません。今後の公式発表を待つ必要があります。
出典: The Verge

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