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Anker分割デザイン電源タップ、機上ケーブル問題を解決

Ankerが発売したNano Power Stripは、ポートを機の上下に分割できる独自デザインで、ケーブルを機下に隠せる。70W出力、USB-C×2、USB-A×2、6口のACコンセントを搭載し、12ドル引きの58ドルで販売中。

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Anker分割デザイン電源タップ、機上ケーブル問題を解決
Photo by Nubelson Fernandes on Unsplash

機上周りのケーブルが乱雑になる問題は、在宅勤務の定着で以前より顕著になっている。電源タップに複数の充電ケーブルを接続すると、どうしても視覚的な煩雑さが生じる。この課題に対して、Ankerはハードウェアの設計で解決を試みている。

同社が2026年7月23日に発売したAnker Nano Power Stripは、ポート設定を上下に分割できる独自構造を採用する。通常の電源タップのようにすべてのポートが上面に集中するのではなく、使用頻度の高いポートを機の上に、それ以外を機の下に設定することで、ケーブルを見えにくくする設計だ。

分割設計の仕組み

Android PoliceのTimi Cantisanoの報道によれば、この製品の最大の特徴はポート設定にある。上部にはUSB-Aポート2基とUSB-Cポート2基、さらにACコンセント2口が設定される。これらは機の天板からアクセスしやすい位置に設置することを想定している。

下部にはACコンセント4口が備わり、うち2口は下向き、残り2口は横向きに設定される。機の下に隠すことで、常時接続するモニターやデスクトップPCの電源ケーブルを視界から排除できる。

出力仕様と対応機器

USB充電の総出力は最大70W。この値は一般的なノートPCへの給電を想定したものだ。USB-Cポートを2基同時に使用した場合、出力は45Wと25Wに分割される。この配分であれば、小型ノートPCとタブレット、あるいはスマートフォン2台を同時に充電できる水準にある。

4基のUSBポートすべてを同時使用した場合の出力分割について、Ankerは具体的な数値を公表していないが、Android Policeの報道では「かなり分散する」と指摘されている。高出力が必要な機器には上部のUSB-Cポートを単独で使う運用が推奨される。

本体には5フィート(約1.5メートル)の延長ケーブルが付属する。保証期間は24ヶ月だ。

価格と市場での位置付け

本製品の販売価格は58ドル。通常価格70ドルから12ドルの値引きが適用された状態で、Android Policeの報道では「この価格帯としては最も低い部類に入る」と評価されている。

AnkerはこれまでもUSB-C充電器や電源タップで多くの製品を投入してきたが、ポートを上下に分割する設計は今回のモデルが初めてではない。同社は以前から機上周りのケーブルマネジメントに特化した製品を展開しており、本製品はその路線をさらに推し進めたものと言える。

Amazonでの販売が確認されており、即座に入手可能な状態にある。

編集部の見解

短期的な影響としては、在宅勤務環境の整備が進む中で、見た目の美しさと機能性を両立した電源タップへの需要が高まると見られる。従来の電源タップは「隠す」ための追加のケーブルトレイや結束バンドが必要だったが、本製品は単体でこれを実現する点で差別化に成功している。

長期的な視点では、Ankerがこの分割設計を改善しつつ、高出力化やGaN(窒化ガリウム)技術の採用でさらなる小型化を進める可能性がある。電源タップという成熟市場において、ケーブル管理という実用性で差別化する手法は、他メーカーにも波及する可能性がある。

編集部としては、電源タップの設置場所や使用する機器の設定を事前に検討しないと、下部ポートの利便性を十分に活かせない点が課題だと考える。58ドルという価格は妥当だが、機の構造によっては分割設計の恩恵が限定されるため、購入前に自宅のデスク環境を確認する必要がある。

参考

よくある質問

Anker Nano Power StripのUSB-C出力はどのくらいか
USB-Cポート1基使用時は最大70W、2基同時使用時は45Wと25Wに分割される。この出力であれば小型ノートPCからタブレット、スマートフォンまで幅広い機器に対応可能だ。
この電源タップは機の下にどのように固定するのか
製品には機の裏面に設置するための固定方法が用意されている。下部ポート4口を機下に設定し、ケーブルが外部から見えないようにする設計だ。
58ドルという価格は市場平均と比べてどうか
通常価格70ドルから12ドル引きの58ドルは、同クラスの多機能電源タップとしては低価格帯に位置する。7ポートのUSB充電と6口のACコンセントを備えた10-in-1構成を考慮すれば、コストパフォーマンスは高い。
出典: Android Police

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