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AYANEO Pocket MICRO 2、865クラス搭載で239ドル

AYANEOが小型ゲーム端末の第2世代「Pocket MICRO 2」を発表。3.5型画面にSnapdragon 865クラスのカスタムSoCを搭載し、239ドルからの販売を開始した。

5分で読める SINGULISM 編集チームが確認・編集

AYANEO Pocket MICRO 2、865クラス搭載で239ドル
Photo by Đào Hiếu on Unsplash

AYANEOが小型ゲーム端末の新モデル「Pocket MICRO 2」を発表した。3.5型のディスプレイを備え、スマートフォンとほぼ同じサイズにゲームコントローラーを統合した設計が特徴である。

価格構成と販売形態

Pocket MICRO 2の販売価格は、発売記念プロモーション価格として239ドル(6GB RAM+128GBストレージモデル)から設定された。通常価格は269ドルとなる。上位モデルは8GB RAM+256GBストレージで、発売価格279ドル、通常価格309ドルとしている。

初代Pocket MICROはクラウドファンディングで189ドルから提供されていたが、メモリとストレージの価格高騰を背景に値上げは避けられないとAYANEOは説明している。

プロセッサと性能

本機は「Snapdragon 865パフォーマンスクラスのカスタマイズドプロセッサ」を搭載する。具体的には4つのArm Cortex-A77 CPUコアと4つのCortex-A55コア、Adreno 650 GPUを内蔵し、2024年に発売された初代Pocket MICROと比較して2倍以上の性能向上を実現したと同社は主張する。

SoCのカスタマイズ内容について詳細は明らかにされていないが、Snapdragon 865は2020年にQualcommがリリースしたフラッグシップ向けチップであり、現在でも多くのAndroidゲームを快適に動作させる能力を持つ。

ディスプレイと筐体

ディスプレイは初代と同じ3.5型IPS液晶で、解像度は960×640ピクセル、330PPIを維持する。アスペクト比は3:2で、ゲームボーイタイトルを4倍のネイティブ解像度にアップスケーリングする機能を持つ。

筐体はアルミフレームを採用し、寸法は162mm×67.8mm×18mm、重量は248グラムと、初代からわずか15グラムの増加にとどまる。バッテリー容量は2600mAhから3950mAhへ大幅に増強された。

操作系と入出力

コントローラー部はDパッドとABXYボタンが大型化され、TMR(トンネル磁気抵抗効果)方式のジョイスティックにRGB LED照明を搭載。導電性ラバー素材を採用し、グリップ感の向上を図っている。

ポート類はUSB 3.1 Type-C(給電・データ転送・映像出力対応)、3.5mmオーディオジャック、microSDカードリーダーを各1基備える。無線通信はWi-Fi 6とBluetooth 5.1に対応する。アクティブ冷却用ファンと指紋センサー内蔵電源ボタンも搭載された。

ソフトウェア環境

OSはAndroid 13とAYANEO独自のゲーム向けユーザーインターフェースをプリインストールする。Snapdragon 865の公式サポートがAndroid 13までであるため、将来のOSアップデートは期待できない可能性が高いとLiliputingは指摘している。

編集部の見解

本製品は、小型ゲーム端末市場において性能向上と価格上昇のバランスを示す事例と言える。Snapdragon 865クラスのSoCを採用したことでレトロゲームエミュレーションから比較的軽量なAndroidネイティブタイトルまで幅広く対応できるが、一方で239ドルという価格は初代から約50ドルの値上げであり、競合するAnbernicやRetroid Pocketの製品群と比較して割高感は否めない。今後3〜6ヶ月の間、この価格帯での販売動向が同社の製品戦略の成否を決めるだろう。 長期的な視点では、SoCの枯渇問題が懸念される。Snapdragon 865はすでに製造終了から数年が経過しており、AYANEOが調達した在庫がどれほど持続可能かは不明である。同社が独自にカスタマイズしたとされるチップの供給が途絶えれば、本製品の生産期間は限定的となる可能性がある。また、Android 13からアップデートが見込めない点は、セキュリティ面で長期運用を困難にする要因となる。この課題は、同社が過去にリリースした端末でも同様に見られた傾向であり、OSサポートの期間を明示する業界標準の確立が求まれる。

参考

よくある質問

AYANEO Pocket MICRO 2のバッテリー持続時間はどの程度か?
公称値は開示されていない。3950mAhのバッテリーを搭載し、3.5型IPS液晶とSnapdragon 865クラスのSoCの組み合わせから、レトロゲームエミュレーションで4〜6時間程度と推定されるが、負荷の高いAndroidゲームではさらに短くなる可能性がある。
本機でPS2やGameCubeのエミュレーションは可能か?
Snapdragon 865クラスの性能では、一部の軽量なPS2・GameCubeタイトルが動作する可能性はあるが、多くのタイトルで快適なプレイは期待できない。主にPS1、Nintendo DS、ゲームボーイアドバンス、セガサターンまでのエミュレーションが現実的な範囲となる。
Android 13からアップデートは行われないのか?
SoC(Snapdragon 865)の公式サポートがAndroid 13までであるため、メーカーが独自にアップデートを提供しない限り、OSバージョンアップは見込めない。セキュリティパッチの提供有無も現時点では不明である。 ## 参考 - [AYANEO Pocket MICRO 2 gaming handheld has a 3.5 inch screen… - Liliputing](https://liliputing.com/ayaneo-pocket-micro-2-gaming-handheld-has-a-3-5-inch-screen-snapdragon-865-class-performance-and-239-starting-price/) — 2026-06-27公開 - AYANEO公式サイト(製品ページ)
出典: Liliputing

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