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Windows 11セキュリティ更新、ブートパーティション空き不足で失敗か

Microsoftが2026年5月にリリースしたセキュリティ更新プログラムで、EFIシステムパーティションの空き容量不足によりインストールが失敗する問題が確認された。

3分で読める SINGULISM 編集チームが確認・編集

Windows 11セキュリティ更新、ブートパーティション空き不足で失敗か
Photo by Clint Patterson on Unsplash

Microsoftの5月セキュリティ更新で新たな問題発生

Microsoftは2026年5月のセキュリティ更新プログラムにおいて、特定の条件下でインストールが失敗する問題を認めた。影響を受けるのはWindows 11 バージョン25H2および24H2のユーザーだ。

問題の原因:EFIシステムパーティションの容量不足

問題の核心は、EFIシステムパーティション(ESP)の空き容量にある。通常、OSが管理するこのパーティションの最小サイズは200MBとされているが、空き容量が10MB以下になると、更新プログラムのインストールがエラーコード0x800f0922を伴って失敗する可能性があるという。

Microsoftの説明によると、「影響を受けるデバイスでは、インストールは初期段階を通過するが、再起動段階で完了率約35〜36%の時点で失敗する」とのことだ。ユーザーには「何かが計画通りに進みませんでした。変更を取り消しています」というメッセージが表示される。

対応策と業界の反応

Microsoftはこの問題に対し、レジストリの編集または「既知の問題のロールバック(KIR)」による対処を提案している。同社は「この解決策は、消費者向けデバイスおよび管理されていないビジネス向けデバイスにはすでに自動的に配布された」としている。

この問題が報告されたのは、Microsoftが「Windows品質の向上」と題したブログポストを公開した直後というタイミングでもあり、業界関係者の間では「結局何も変わっていない」という声も聞かれる。Windowsのような巨大なプラットフォームの方向転換には時間がかかるという指摘もあるが、管理者たちがKIRグループポリシーを適用しながら、Microsoftの品質向上への取り組みと現実の乖離に疑問を呈しているのは確かだ。

まとめ

今回の問題は、セキュリティ更新の重要性を考えると、放置できない事態と言える。Microsoftは安定性とセキュリティのバランスをどう取っていくのか、今後の対応が注目される。

よくある質問

EFIシステムパーティションとは何ですか?
EFIシステムパーティション(ESP)は、UEFIベースのコンピュータが起動時に使用するパーティションです。通常、OSインストーラーによって作成され、ブートローダーなどの重要なファイルが格納されています。今回の問題では、このパーティションの空き容量が不足するとセキュリティ更新が失敗するという現象が起きています。
この問題が発生した場合、どうすれば修正できますか?
Microsoftは2つの対処法を提示しています。1つはレジストリを編集する方法、もう1つは「既知の問題のロールバック(KIR)」を適用する方法です。特に消費者向けデバイスや管理されていないビジネス向けデバイスでは、解決策が自動的に配布されているとのことです。詳細はMicrosoftの公式ドキュメントで確認することをおすすめします。
出典: The Register

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