太陽光充電対応レトロPDA「Orion PDA」、クラウドファンディング準備中
レトロデザインを現代技術で復活させた携帯型コンピューター「Orion PDA」。太陽光で充電でき、屋外でも視認性の高いモノクロディスプレイを搭載する。
レトロの魂を宿した新世代PDA
Orion PDAは、かつてのページャーとポケットサイズのノートパソコンを融合させたような独特なデザインを持つ携帯型コンピューターだ。クラムシェル型の筐体にQWERTYキーボードを備え、背面には太陽光パネルを搭載している。
主なハードウェア仕様
3.16インチのメモリLCDディスプレイ(536 x 336ピクセル、1ビット白黒)を採用し、直射日光下でも良好な視認性を実現する。バックライトを持たないため、むしろ屋外の方が見やすいという特徴がある。
プロセッサーにはST MicroelectronicsのSTM32U575(Arm Cortex-M33、最大160MHz)を採用。低消費電力設計により、長時間の稼働を可能にしている。
その他の仕様は以下の通りだ。
- Cirrus Logic WM8904 DAC搭載、3.5mmオーディオジャック
- 内蔵スピーカーとデジタルMEMSマイク
- USB Type-Cポート(充電、データ転送、ファームウェア更新対応)
- SDカードリーダー
- 機能拡張用ポート
拡張ポートでは、WiFiモジュールやLoRaモジュールが現在開発中とされている。
実用例と現在の開発状況
公開されているデモ動画では、音楽プレーヤーや基本的なテキストエディター、ボイスメモアプリとして動作する様子が紹介されている。白黒(正確には黒と灰色の2値)ながら動画再生機能も備える。
現在のプロトタイプはほぼ完全に機能しているが、ディスプレイドライバーの問題により画面のフリッカーが発生している。この問題の修正後、ベータテスター向けに20〜30台程度の試作バッチを製造し、その後クラウドファンディングキャンペーンを開始する計画だ。
価格や発売時期はまだ発表されていない。最新情報はプロジェクトのウェブサイト、YouTube、またはDiscordで確認できる。
よくある質問
- Orion PDAはいつ購入できるようになりますか?
- 現時点では具体的な発売時期が発表されていません。ディスプレイドライバーの問題を修正した後、ベータテスターへの先行配布を経て、クラウドファンディングキャンペーンを開始する予定です。最新情報はプロジェクトの公式サイトで確認できます。
- 太陽光充電だけで使用できますか?
- 記事では太陽光パネルによる充電機能が搭載されていることが確認されていますが、太陽光のみでどの程度稼働できるかの詳細は公開されていません。USB Type-Cポートによる充電も可能なため、太陽光を補助的な充電手段として活用できると考えられます。
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