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Meta Ray-Ban Display、ジェスチャーで文字入力が全ユーザーに解放

Metaのスマートグラス「Meta Ray-Ban Display」が大幅アップデート。手のジェスチャーだけでメッセージを書ける機能が全ユーザーに開放された。

3分で読める SINGULISM 編集チームが確認・編集

Meta Ray-Ban Display、ジェスチャーで文字入力が全ユーザーに解放
Photo by GuerrillaBuzz on Unsplash

手の動きだけでメッセージ入力が可能に

Metaは同社のスマートグラス「Meta Ray-Ban Display」に対して、新たな機能アップデートを発表した。中でも注目すべきは、手のジェスチャーだけでメッセージを書ける機能が、全ユーザーに開放されたことだ。

この機能は、Meta Ray-Ban Displayに付属する神経信号を読み取るリストバンド型デバイスに依存している。手首に装着したこのバンドが、指や手の微細な動きを検知し、空中で文字を書く動作をテキストに変換する仕組みだ。

対応アプリはWhatsApp、Messenger、Instagramに加え、AndroidおよびiOSのネイティブメッセージングアプリまで拡大された。これにより、スマートフォンを取り出すことなく、眼鏡だけでメッセージのやり取りが完結する。

発表時は未搭載だった注目機能

このジェスチャーライティング機能は、Meta Ray-Ban Displayが最初に発表された際、最も印象的な機能の一つとして紹介されていた。しかし、製品の発売時にはまだ利用できず、ユーザーを少なからず失望させていた。

Metaはその後、今年1月にWhatsAppとMessengerを対象に先行体験版として提供を開始。今回、対応アプリを大幅に拡充し、一般ユーザー全員が利用できるようになった。

その他のアップデート内容

Metaは同時に、いくつかの新機能もリリースしている。

「ディスプレイ録画」と呼ばれる機能では、レンズディスプレイに映し出される情報と、現実世界の風景、そして周囲の音声を組み合わせた動画を撮影できる。スマートグラスの利用体験を記録・共有する新たな手段となるだろう。

ナビゲーション機能も強化され、歩行案内が全米で利用可能になったほか、ロンドン、パリ、ローマなどの主要国際都市でも対応が拡大された。

さらに、WhatsApp、Facebook Messenger、Instagram DMの音声メッセージに対して、リアルタイムのライブ字幕機能が追加される。聴覚に障害を持つユーザーにとっても有用なアップデートだ。

開発者向けエコシステムの拡大

Metaは同時に、Meta Ray-Ban Display向けのアプリ開発者向けプレビューも開始した。開発者はウェブアプリケーションをスマートグラスにデプロイできるようになり、サードパーティ製アプリの拡充が期待される。

スマートグラス市場は徐々に拡大を見せているが、Meta Ray-Ban Displayは日常的な利用を意識したデザインと、実用的な機能のバランスが特徴だ。今回のアップデートにより、スマートフォンに頼らないコミュニケーション手段として、さらに実用性が高まったと言えるだろう。

よくある質問

Meta Ray-Ban Displayのジェスチャー入力はどのように動作するのか?
付属するリストバンド型の神経信号読み取りデバイスを手首に装着し、指や手の動きを検知して空中で文字を書く動作をテキストに変換する。スマートフォンを取り出すことなくメッセージの送受信が可能だ。
対応しているメッセージングアプリは?
WhatsApp、Messenger、Instagramに加え、AndroidおよびiOSのネイティブメッセージングアプリに対応している。今後、さらなるアプリへの対応拡大が期待される。
開発者がアプリを作れるようになったのか?
はい、Metaは開発者向けプレビューを開始し、ウェブアプリケーションをMeta Ray-Ban Displayにデプロイできるようになった。サードパーティ製アプリの登場により、スマートグラスの用途がさらに広がることが見込まれる。
出典: The Verge

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